働きながら資格を取るって実際大変?介護福祉士にインタビュー!

介護の仕事は、未経験・無資格でも始められます。ですが、資格を取得することで、知識が身に付きますし、仕事の幅を広げることができるため、チャレンジすることを推奨しています。

介護の資格は段階ごとに複数あります。

①介護職員初任者研修
…130時間のカリキュラムを修了し、筆記試験に合格

②介護福祉士実務者研修
…450時間のカリキュラムと医療的ケアの演習を修了し、修了試験に合格

③介護福祉士(国家資格)
…3年以上の実務経験と介護福祉士実務者研修を取得し、試験に合格
 ※別ルートでの取得もあります。

新札幌パウロ病院では、①と②の資金貸付制度があります。資格取得後、1年間正社員として働き続けると、資格取得費用の返済が免除されます。

今回は、資金貸付制度を利用して資格を取得した「小野寺さん」にインタビュー。働きながら資格を取得した感想を聞いてみました!

Q.それぞれの資格を取得するのに、どのくらいの期間がかかりましたか?

①介護職員初任者研修は、入社後すぐに取得し、2年7ヶ月後に②介護福祉士実務者研修を取得しました。その半年後に③介護福祉士を取得しました。 休みの日に研修を受け、試験勉強をし、試験を受けるのが大まかな流れです。

Q.働きながら資格を取得してみての感想を教えてください。

帰宅後の限られた時間で勉強するのは、思ったよりも大変でした。介護は体を使う仕事なので、体力面でしんどいなと感じることもありましたね。

なるべくストレスを感じないよう、スケジュールを立てて勉強するのはやめました。すき間の時間を使い、少しずつ進めることで、勉強のモチベーションを維持することができました。

自分なりの勉強方法を見つけ、コツコツやっていくことが大事かなと思います。

Q.今後の目標を教えてください。

資格を取得したことで、精神的に成長したかなと思います。これで大丈夫かな?と不安だったことも、勉強したからこそ自信を持ってできるようになりました。

今後は、利用者さんの生活が前向きになるよう、資格を活かして介護サービスを提供していきたいです。

資格を取得するには、仕事をしながらプライベートの時間を使い、講習を受けたり勉強したりする必要があるため、大変なこともあります。ですが、資格取得費用の免除や、実務経験を通して学べるのは、企業や法人に所属するからこそできることです。

当法人では、絶対に資格を取りなさいとも、入社後すぐに勉強しろともいいません。自分がスキルアップしたいと思ったときに、法人としてサポートします!