入社してまず気になることといえば、新人研修。
建設会社に入社した場合の新人研修って、どんなことをしているのか気になりませんか?
そんなあなたに今回は、足場専門の建設会社として、実績を積み重ねてきた当社の新人研修をご紹介します。
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<目次>
1.新人研修は2週間!「安全」や「足場」についてを学ぶ
2.そもそもなぜ新人研修をするのか?
3.【レク】パスタとマシュマロで一番高く組のは誰だ
4.新人研修の後半ではコミュニケーションの取り方や作業の基本が分かるまでに成長!
5.とにかく無理をしない。その中で当たり前のことができるように!
6.就職活動では「視野を広げて会社を見ること」を大切にしてほしい
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新人研修は2週間!「安全」や「足場」についてを学ぶ
当社の新人研修は、2022年4月1日(金)〜4月15日(金)までの2週間で行いました。
「安全について」をしっかり学んでもらったあと、「足場」というものをどのように扱うのかを学びます。
研修の目的は、安全に作業するための準備をすることです。部材は鉄でできているため、怪我をしないように、持ち方や重さに慣れておくことで、現場でも役立ちます。
具体的には以下のような研修があります。
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▼研修内容
・現場見学
・部材の説明
・部材の持ち方
・図面の見方
・足場の組み立て方
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現場に出たあと、安全に作業できるように、講師が丁寧に研修を行います!
そもそもなぜ新人研修をするのか?
ほとんどの会社で新人研修がありますが、「そもそもなぜ新人研修をしているのか」ということが分かると、研修の重要性がより分かります。
当社が思う新人研修をする意味は、「同期とのつながりを強め、悩みを抱えず、助け合いと競争心を養う」ということ。
また、「怪我をしない・無理をしない・仕組みを知る」。この3つも研修において、重要なことだと思っています。
研修では、気を抜くと「大怪我・大事故につながる」ということと、「街をつくるお手伝いをしていること」などを知ってもらいます。
これらを知ることで、自信と誇りをもって、仕事に取り組むことができ、自分の人生がより意味のあるものになるのではないかと思っています。
何事にも安全を第一に考えましょう!
【レク】パスタとマシュマロで一番高く組のは誰だ
さて、今年度の新人研修から取り入れたレクリエーションがあります。
それは、「パスタとマシュマロで一番高く組むのは誰だ」です。
(↓実際の写真)
簡単にいってしまえば、マシュマロにパスタを刺して組み上げていくゲームなのですが、これが意外と難しいです。
マシュマロはふわふわしていて安定しないので、どのように組み立てれば安定的かつ高く組めるのかをしっかり考えなくてはいけません。
2チームに分かれて、講師とふたりで挑戦してもらいましたが、両チームとも欲張りすぎて倒れてしまい、結果的に2段ほどまでしか組めませんでした...(笑)。
わいわいと楽し気な雰囲気で、レクリエーションをしていましたよ!
新人研修の後半ではコミュニケーションの取り方や作業の基本が分かるまでに成長!
研修の後半では、新入社員の成長を感じられました。
もともと人見知りだった新入社員たちでしたが、講師を日替わりにしたカリキュラムにしていたため、研修後半ではほかの従業員とも自然に会話できていました。
また、材料に関する研修では、長時間持てなかった長くて重たい材料が、後半ではしっかり支えて持つことができるようになっていました。
研修が終盤に向かうにつれて、安全に作業ができるようになっていく姿を見ると、頼もしく感じますね!
2週間の研修が終わった今では、先輩スタッフと一緒に比較的軽い現場作業を担当しています。たとえば、組みあがった足場にシートを張ったり、敷地の周りに仮の囲いを組むなど、基本的な作業から始めています。
とにかく無理をしない。その中で当たり前のことができるように!
「とにかく無理をしないこと」
安全への意識が一番大事だと思っています。さらに、当たり前のことを当たり前にできるようにすることが大切です。
「当たり前」を具体的に表すと、「小さなことでも分からないことを聞く」「大きな声での声かけ」「挨拶」です。
小さなことでも疑問に思うことは、必ず周りの人に聞くことが大切です。不明点をそのままにしておくと、実際の現場に出た時に困ってしまうため、講師側から分からないことがないか確認することもしましたよ!
また、実際の現場では、声掛けが大事なので、大きな声を出すことも意識していました。
そして、しっかり挨拶をすること。
相手によっては、挨拶が返ってこないこともあるかもしれませんが、「礼儀正しい」と思ってもらえて、先輩も心を開きやすくなります。つまり、先輩スタッフから可愛がられやすくなるということです!!
これらは研修後もずっと続けてもらいたいと思っています!
就職活動では「視野を広げて会社を見ること」を大切にしてほしい
就職活動では、名前の知っている会社ばかりではなく、ほかの会社や仕事にも目を向けて、たくさんの会社を見ることが大切です。
視野を広げて会社選びをすることで、表面的な姿ではなく本当の会社の姿が見えてきます。
また、就職先は自分の意思で決めることが大切です。働くのは親でも、友達でもなく自分です。これは、就職希望の高校生だけに言えることではなく、進学する高校生にも言えること。
自分が本当に「行きたい!」と思えるような会社をしっかり判断するためにも、職場見学や説明会などでたくさんの会社を知ってほしいと思っています。